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ボランティア募集:「不正咬合や矯正歯科治療が患者の心理状態に及ぼす影響の解明」

2021.06.22

当分野では「不正咬合や矯正歯科治療が患者の心理状態に及ぼす影響の解明」を目指した臨床研究を行っております。研究内容に関する詳細は下記ページをご覧下さい。
http://www.ortho.dent.kyushu-u.ac.jp/research/clinical/

また、本研究にご参加頂けるボランティアを募集しております。募集要項を下記にお示しします。奮ってご参加下さいますようお願い致します。連絡はメールにてお願い致します。
妹尾麗華:senoo.reika@dent.kyushu-u.ac.jp

臨床試験の参加者(健常ボランティア)募集
臨床試験課題名
【不正咬合や矯正歯科治療が患者の心理状態に及ぼす影響の解明】
 
九州大学歯科矯正学分野(九州大学病院矯正歯科)では、当科に来院された患者さんを対象として、不正咬合や矯正歯科治療が患者さんの心理状態にどのような影響を及ぼすかを検証する「臨床研究」を行っています。矯正歯科に来院される患者さんの多くは不正咬合の治療が必要です。うまくものが咬めない、正しい発音ができない、口呼吸してしまうといった生理的・機能的障害や、あごが歪んでいる、歯並びが悪いなどの審美的障害など、『正常な咬み合わせの範囲から外れた不正な咬合状態のこと』を不正咬合(ふせいこうごう)といいます。私たち矯正歯科医は、不正咬合により引き起こされる様々な障害を改善し、本来あるべき口の機能を回復するための治療を行っています。
今回の臨床研究では、不正咬合と患者さんの心理状態の関係に着目し、①不正咬合があることが患者さんの心理状態にどのような影響を及ぼしているか、②矯正歯科治療によって患者さんの心理状態にどのような変化が見られるかを、科学的根拠に基づいて明確化することを目的としています。現在、この研究にご協力いただける被験者として健常ボランティアを募集しています。被験者になっていただいた方には、心理検査をはじめとした数種類の検査(顔面写真・口腔内検査・模型採得・筋機能検査・顎運動検査・咬合圧検査・心理検査)にご協力いただく予定です。
ご興味がおありの方は、下記要領をご一読いただき、末尾連絡先までメールにてご連絡下さい。よろしくお願い申し上げます。
 
対象
1. 下記の①もしくは②に該当する方
① 不正咬合がなく、矯正歯科治療の必要性を感じていない方
② 不正咬合があると思われるが、矯正歯科治療の必要性を感じていない方
2. 検査同意取得時の年齢が満18歳以上の男性もしくは女性
3. 矯正歯科治療を行ったことがない方
4. 本研究計画について十分に理解し、本人による同意が可能な方
 5. 合計4回の検査全てに参加可能な方(日時は相談の上、個別に決定します)
※九州大学病院矯正歯科における事前審査の結果、研究協力者として不適切と判断された場合は、臨床試験への参加はできませんのでご了承下さい。
 ※定員(150名)になり次第、締め切りとさせて頂きます。 
謝金
 謝金をお支払いします。事前審査および該当検査全てにご協力いただけた方には、5,000円(交通費を含む)をお支払い致します。検査毎に謝金を分割してお支払いし、4回の合計金額を5,000円としています。
連絡先
 九州大学大学院歯学研究院 口腔保健推進学講座 歯科矯正学分野医局
 連絡先担当者:九州大学大学院歯学府 歯科矯正学分野 大学院生 妹尾 麗華
 電話:092-642-6462(平日8:30〜17:00)E-mail:senoo.reika@dent.kyushu-u.ac.jp

 


 

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